わたしが睡眠を選んだ理由

今でこそ空前の睡眠ブームといっても過言ではありませんが、わたしが睡眠について学び始めた6年以上前は、世間で睡眠なんて全く注目されていませんでした。 そんな時代に、なぜ睡眠を学ぼうと思ったのか。 アロマや食事や運動ではなく、睡眠だったのか。 1番大きなきっかけは「産後うつ」でした。 気付いたら心と身体が疲れきって、動けなくなっていました。 でも、すぐには「睡眠」について考えることもなく、私には何が足りないんだろう?と、手当たり次第に改善法を試しました。 産婦人科、心療内科、安定剤、ヨガ、漢方薬、マッサージ、カウンセリング、、、 どれも一時的には効果がありましたが、数日も経てば元どおり。 時間もお金もかけて、家族にも迷惑をかけて、これだけやっているのに、私はもう良くならないんじゃないか、、、と、次第に自分自身がすり減っていきました。 そんな時、1人の助産師さんが大変親身になって、私のとりとめもない話を聞いてくれました。 どうしようもなく不安な気持ち。 赤ちゃんがかわいいと思えない罪悪感。 子育てが怖い、いつか傷つけてしまうのではないかという押しつぶされそうなプレッシャー。 何をやってもよくならない焦り。 そんな真っ黒な塊のような気持ちを、どれ一つ否定することなく、うんうん、よくここまでがんばったね、と認めてくれたのです。 そして、食事や運動をがんばることもいいけれど、まずはしっかり眠ってみてはどう?と提案してくれました。 その時のわたしには、まさに、目からウロコの提案でした。 授乳中だし、睡眠不足は当たり前。 状況をよくするためには、もっと頑張らなくては!と思っていたのに。 そこから、自分自身の中でいろんな事が変化していき、毎日が気づきの連続でした。 結果的には、睡眠にフォーカスをすることで、今までになく「回復している」という実感がありました。 もし、今、どうしようもない気分の落ち込みを感じていらっしゃる方があるなら、何かお伝えできることがあるのではないか。 こんな経験をしてきたわたしだからできるセラピーがあるのではないか。 これが、わたしのセラピーの根底にあります。 食事や運動ではなく、睡眠を選んだ理由です。

睡眠を学ぶきっかけは産後うつでした


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