「赤ちゃんと一緒に寝てくださいね」のアドバイスにモヤっとしたら

産後ママのサポートをしているとよく聞く言葉。

「産後は睡眠不足になりがちなので、赤ちゃんと一緒に眠るように言われますが、 赤ちゃんと一緒になんて眠れません。

まず、産後ママの心と身体にとって睡眠はとても大切です。 ですので、そう言わずとにかくまず眠っていただきたいのではありますが・・・眠れない気持ちもわかりますヽ(´o`; 産後ママと睡眠不足の弊害はこちらの記事をごらんください。 ”産後うつが自殺につながるという事実と、私たちにできること” http://ameblo.jp/hd-labo/theme-10100292701.html

授乳中のママは睡眠不足になりがちで、それが産後うつの原因となる可能性もあります。

産後ママの睡眠不足にはホルモン変化など様々な要因が関わってきます。

そもそも授乳やおむつ替えなど、赤ちゃんの生活リズムとママのリズムのズレがあり、物理的にまとまった睡眠がとれなくなりますよね。 ◆厚生労働省 e-ヘルスネット 女性の睡眠障害 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-005.html ・産後は急激な内分泌環境の変化、育児中心の生活によるストレスがある。 ・夜間の授乳で睡眠が分断されるため睡眠不足に陥り、日中の眠気が増加 ・産褥3-5日頃によく発症するマタニティブルーの主な症状は涙もろくなる・気分が落ち込む・眠れないといったもので、長引く場合には、早めに精神科受診をすすめる。

言われれば当たり前なのに、産後ママやママをサポートされている方とお話ししていても、意外にはっきり認識されていないと感じます。

「ママと赤ちゃんの生活リズムのズレ」について整理してみます。 ■ママ世代(20~30代の成人)にとって満足度の高い睡眠 ・1日7時間代程度の睡眠時間 ・入眠から3時間くらいのうちに深いノンレム睡眠がとれる ・睡眠の途中で目覚めたり、予定より早く起きすぎたりしない ・入眠に時間がかかりすぎない ・熟睡感がある ■赤ちゃんの標準的な睡眠 ・睡眠と覚醒のリズムが3時間程度 ・全体的に、レム睡眠と浅いノンレム睡眠がメイン ・昼夜の区別がまだない(超日リズム) 赤ちゃんの生活リズムというのは24時間ではないため、ママの睡眠は細切れになり、質も下がってしまうわけです。 それに加えて、兄弟やパパの生活リズムとの調整も必要になると、ますますママの睡眠リズムは調整が難しくなっていきます。

(※写真は、産後のママに睡眠のミニ講座をしているところです。ベビーマッサージ教室さんと一緒に開催させていただきました。 このような場で、産後ママのための眠育講座を行っています。)

そんな状況ですから「赤ちゃんと一緒に眠りましょう」はとても大切で合理的なアドバイスです。

しかし、自分の経験から申し上げると、なかなか難しい場合も多いなぁと感じます。 ・家事や他の兄弟の育児がある ・昼間や夕方に眠るということに抵抗がある ・日中は来客や外出などの予定がある ・いざ眠ろうと思っても寝付けない ・眠ることに罪悪感がある いろいろと事情はあるかと思います。 私の場合は、出産のお祝いに来てくれる方への対応や内祝いの用意に追われたり、知人への出産報告、ブログに育児日記をアップしたり(笑) 産後はゆっくりしているつもりでも、なんだかんだと忙しかった記憶が。。。 そんな産後ママに、「今やっている何かを削って睡眠時間を確保しなさい!」というのは、ちょっとハードルがあるようです。 まずは、現在ママが自分の生活リズムの中で確保できている睡眠の質を、少しでも上げる提案をされることをおすすめします。

産後のママが睡眠不足にならないよう、睡眠の質を上げる工夫が必要です。

たとえば、授乳リズムなど3時間毎に起きなければならない場合。 入眠直後の深い睡眠(徐波睡眠)時に細胞の修復に関る成長ホルモンが分泌されると言われています。 その貴重な3時間にぎゅっと上質な睡眠をとり、「3時間しか眠れない」ではなく「とりあえずしっかり3時間眠れた」と思えるようにサポートをしてみましょう。 ◆厚生労働省 e-ヘルスネット ノンレム睡眠 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-048.html ・入眠直後の徐波睡眠に一致して成長ホルモンの分泌がみられる 限られた時間でぐっと深い睡眠をとるためには、お布団に入った時に心も体もリラックスしていることが大切です。 せっかく赤ちゃんと一緒にお布団に入ってもなかなか寝付けない、ぐっすり眠った気がしない、疲れが取れないというママは、うまくリラックスができていない可能性があります。 リラックスができていないというのは、心や身体に意識しない緊張が残っていることが多いです。 無理なくお布団の中や生活の中で取り入れられるリラックス法をおすすめしてみましょう。 アロマセラピストの方であればリラックスできるアロマを、ヨガ講師さんやトレーナーさんであれば簡単なストレッチや呼吸法もいいかもしれませんね。 睡眠の質を高めるために、無意識(不随意)に入ってしまっている緊張をほぐすお手伝いをご提案してください。 まとめ 赤ちゃんと一緒に眠れない産後ママも多い! だからこそ質の高い睡眠が必要です。 忙しいママにも無理なくできるリラックス法で、身体の緊張をほぐしてからお布団に入ることがポイントです。 日本快眠協会では、快眠のためのリラックス法としてスリープケアリフレクソロジーをおすすめしています。 私自身、産後の不眠→産後うつからの回復のきっかけとなったリラックス法です。

ヘルスデザインラボでは、産後スリープケアセラピーの中でご提供しております。 ご興味ある方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。

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